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company(2019/06/14更新)

カンヌ帰り西田優史の 「勝利の選択 カンヌへの道」➀

快挙です!
5月に開催されたカンヌ映画祭で、パインズ所属の西田優史が主役の一人を演じたショートフィルム「勝利の選択」が上映されました!!
この作品がいかにして制作され、選ばれ、カンヌへ至ったのか・・・
今回から連載でレポートします!

まず一回目の今回はそもそものお話から。
2002年から毎年、世界100以上の都市で開かれている「THE 48HOUR FILM PROJECT」という、超面白くて超苛酷なフィルムコンペをご存じでしょうか。このコンペ、各チームが映画のお題をその場で決められ、それから48時間という限られた時間の中で、キャスティングや脚本の詰めから撮影・編集まで行って一本のショートフィルムを完成させ、データで納品しなければならないというもの。
・・・って、客からすれば「うわ面白そう!」制作するチームからすればもしかして、地獄・・・というコンペなのです。
にもかかわらず、国内大会で優勝すれば海外で上映される、さらに選ばれればカンヌでの上映も夢ではない!ということで、全国から全世界から、チャレンジスピリッツあふれる強者たちが集う大会なのです。

そんな「THE 48HOUR FILM PROJECT」のことを知った我らが西田、2014年は割と軽い気持ちでちょい役で参加したんですが、この作品がカンヌで上映されることになり、この後どんどんこのコンペにはまっていきました。
前回2017年大会には、古くから舞台や映像を共に創ってきた仲間である谷川ケン監督のチームで主役の一人として参加、この時の作品「死角」は西田も納得の自信作だった・・・のですが、残念ながら優勝はならず、海外大会への進出を逃してしまいました。
そして今回の2018年大阪大会。今年こそ、とリベンジに燃える谷川組、そしてその一員としてもちろん西田も参加を予定しつつ、当日を迎えます。
大阪大会のスタートは、2018年10月26日、午後7:00.
綿密に作戦を練り、下準備をして臨んだ谷川監督にくじ引きで与えられたお題は・・・
「ファミリー・フィルム」!
そこから内容を詰め始め、役柄を決め、西田のもとに谷川監督から電話があったのは深夜のことでした。
「主役をやってほしい。こんな内容で、後で台本は送るので・・・」
いざ主役!
そして残り40数時間!やるしかない!

(続く)

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