ツーレツな夜


ツーレツヨネコのもう１人のメンバーと言えば、“おたふくわた”の原田社長。
でも実は“おたふくわた”ではなく“ハニーファイバー株式会社”という社名で、本社は東京のなんと青山に自社ビルがあるというすんごい会社だ。
ラジオを聴いたことがある人なら分かるだろうが、この原田社長というのがすごくおもしろい人物で、キャラも濃い。
話も素人さんとは思えないほど饒舌な社長さんだ。
そのおもろ社長が(失礼！)、今回、博多駅筑紫口前の都ホテルにある行き着けのバー「ザ・ブロンズ」にオリジナルカクテルを作ったということで、その試飲会に米岡・児玉と一緒に行ってきた。


そのカクテルの名は「マイハニー」。


ピンク色の甘いカクテルで、名前からの想像通り、原田社長考案の女の子誘っちゃえ作戦実施用カクテルである。
このカクテルを注文すると、もれなく懐かしい「おたふくわたのホーロー看板」画が印刷されたコースターがついてきて、これは持ち帰れるそうだ。

この試飲会にはハニーファイバー株式会社の方々や、取引先の方々がいらっしゃっていて、会場も大盛況。
原田社長の司会進行で試飲会は進んでいった。





（写真）「マイハニー」を片手にご機嫌の米岡＆児玉



しかし！カクテルだけで満足できる米岡、児玉ではない。
カクテルを数杯飲み干して、ビール、焼酎へと続く…。
いつもおしゃべりな2人にさらに燃料が注がれたのごとく、だんだんうるさくなっていく。
そこに饒舌原田社長が加わるので、もう大変だ。
ああ…みんなが壊れていく…。



2時間の時間制なので、大盛り上がりの中、試飲会終了。
中洲で二次会というので、こりゃクラブかスナックかなんだろう思い、帰ろうとしていたら、
「二次会いかれますよね？」という原田社長＆ＫＢＣラジオのＫさんからお誘い。
「え？女人禁制ではないのですか？」と言うと
「全然問題ないとこですよ〜。そんなんじゃないです〜」と言われ
「それじゃあ…」とタクシーで向かうと…やっぱそういう場所じゃん！！！
しかも試飲会の時にいらっしゃっていた女性の皆様は誰もいないし、男性の中に女は私だけじゃん！
おまけにお店の女の子も、私の横に座っていいものなのかどうか戸惑ってんじゃん！！！
そういうと米岡と児玉が「おまえは女じゃないから問題ないんだよ」とセクハラ発言！！！


くそぅ、訴えてやる！


でも実際は仕事柄、接待でこういうお店に来るのは慣れてるし、男性の中で女1人、スナック、クラブでいるのも慣れてるし…全然平気なんだよね〜


というわけで二次会はスタートした。


個室でカラオケ歌い放題というありそうでない珍しいスタイルのお店だったので（カラオケボックスに若くてきれいなおねえちゃんが何人もいて、お酒を注いでくれたり、盛り上げてくれたり、おしぼりサービスしてくれたり…の図を想像していただければ◎）、室内はもちろん「歌え！歌え！」モード。

その時、原田社長の秘密のノートが目に入った。おもろ原田社長の秘密のノートには、手書きでアーティストの名前と曲名などが記載されている。
なんとそれは周囲を待たせずにカラオケの曲をすぐに入れられる「接待スムーズノート〜(ドラえもん風に)」だったのだ。
項目がなかなかおもしろく「得意な歌」「周囲のお客様の年代に合わせての歌」「お店の女の子に歌って欲しい歌」などの項目があって、すごい！見習わなきゃ！と関心させられた。

でも得意な歌の最初の行に書いてあったのが「ニルバナ」。
え？ニルバナ？
ニルヴァーナじゃないのか？その後、ニルヴァーナを歌っていたので、やはり間違いだったのね…。おちゃめな社長だなぁ〜。



こうして中洲の夜は過ぎていき、列車の時間等、次の用事等で1人、また1人と帰っていき、最後には原田社長と私たちが残った。
その時にはすでに米岡も原田社長もグデングデンな感じ。
（写真下・左が原田社長）。





ま、カクテル、ビール、焼酎、ウイスキーとチャンポンもいいとこな感じで飲んで6時間が経過…って内容だから仕方ないんだけど。

そして二次会も日付が変わる頃、お開きとなった。




…が！！！ここからである。



結構、米岡も原田社長も(児玉は翌日早朝テレビのため途中退散)酔ってそうだったから、もう帰るのかと思いきや、米岡から「おまえ、帰れ」と言い放たれ、米岡と原田社長は中洲のネオンの中に吸い込まれていったのだ。

「う〜ん、いつまで飲む気なのか？中洲が男性をそうさせるのか？」と思いつつ、私は中洲の酒と香水の香りと酔っ払った男たちとネオンの中をトボトボと1人帰路についた…。

が！

なんとなく物足りない気分だった私は、もう一軒、知り合いの店に行ってしまった。
米岡と原田社長と一緒じゃん！みんなの事は言えんなぁ〜。



写真）酔っ払い三人衆の図


額の筋肉マンシールは、いつも大変お世話になっているＪ：ＣＯＭのＫさんが米岡のために作ってくれた作品。
そのシールを見せるとご機嫌なツーレツヨネコ組は額に貼り、様様にポーズを取って、喜んでいた…怖い…





＜おまけ＞

ＫＢＣラジオの営業Ｋさん。
いつも私たちの味方になってくれ、頼もしい存在のＫさんは、普段は真面目そうで、いつだってキチンとしている。
が！この日、Ｋさんがとてもおもろい人だということがよく分かった。

都ホテルから中洲へタクシーで移動する際、Ｋさんが「ちょっとトイレに」とさかんに言っていたのにもかかわらず、原田社長が何の根拠があってか「大丈夫、大丈夫」と強引にタクシーに乗り込ませた。
Ｋさんの非常事態を知ってか知らずか、原田社長のいつものマシンガントークが炸裂。
さんざん喋った後の「ね？Ｋさん、聞いてる？」の言葉にＫさんが切れた。


「ちょっと黙っててもらえますかっ？」


この時から一転！Ｋさんは二次会でも、おもろい発言満載。自虐的なセリフも満載。
なんておもしろい人なんだろう〜と目が離せなくなった。
（あ、ちなみにトイレは間に合った）
でも「これからもっとおもしろくなるのか？」と思っていたのに、途中で別の飲み会に行かれたので非常に残念だったが、原田社長いわく、時間経過と共にもっとおもしろくなるらしい…。
やっぱりだ！
今度、ゆっくり飲みに行かねば！！！！！